肩こり・腰痛・膝の痛みを改善します

痛みで困っていませんか? 大きい痛みも小さい痛みも生活の質が落ちてしまいますよね。 お役に立てることが増えましたので、ご案内させていただきます。 2月に、すごい「技」に出会いました。 これまで門外不出だった「技」で、かなりの即効性があり、痛みが減ります。 師匠に惚れ込み、何回も東京に通いました。 「技」をご提供できるレベルに上達し、師匠からも太鼓判をいただきました。 腕が辛かった方に「技」を施したところかなりの改善がありましたので、ご感想を紹介します。 「ひどいときは、軽く上げるのすら違和感がありました。 エネルギーを照射してもらうことで、腕が肩を越える高さまで上げられるようになりました。 首までもうちょっとの距離です。汁椀もためらうことなく、持って食べることが出来ました。 痛みは、本日午後の軽く上げるのすら違和感があったときを10とすると、今は3、4くらいです」 この方は「新型コロナワクチン接種後」に、打った側の腕が痛くなりました。 「打った翌日の今朝、腕が肩と平行になる高さまでしか上げられません。いつもは腕を首へピッタリつけられるのに、痛さや違和感から上げることが出来ません。今日の午後のひどいときは、軽く上げるのすら違和感がありました。」   「技」は痛いところに軽く手を当て、エネルギー照射します。県外にお住まいでしたので遠隔で行いました。(約15分) ワクチンの影響にはどのくらいの効果が出せるか、分かりませんでした。こんなにもよい効果を出すことができて、私も嬉しいです。 ワクチン接種後の副反応にマッチするレメディもご提案しています。 レメディが手元にない時にも素早く対応ができる上に副作用が全くないのでとてもいいです。 これまで五十肩の痛みや肩こりの方々には、十分に効果がありました。 今回は、「肩こり・腰痛・膝の痛み」のある方へ「技」をご提供いたします。痛みが出る原因はなんでも構いません。長年の不調の場合でも大丈夫ですので、ぜひ、ご体験ください。 以下、詳細です。 内容:エネルギー照射 (約20分) 1) お申込み 下記の「時間枠」の中からご希望の時間を2つ(第一、第二希望)をお選びください 2) ご予約時間の調整先着順で調整し、確定時間をご案内します(メール) 3)事前に、痛みの様子をお伺いします(メール) 4) 当日は、レンタルサロンへ直接お越しください。仙台市青葉区中央2丁目仙台駅 徒歩10分 初めての方は、対面がお勧めです。遠隔をご希望の場合は、ご相談ください。 5) 定員:8名様 6) 時間枠下記の中からご希望を2つお選びください 6月 22日 (火曜日) 11:30~11:5012:00~12:2012:30~12:5013:00~13:2013:30~13:5014:00~14:2014:30~14:50   ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。 さいごに様々な痛みにも対応できます。 ミモザのコースにしていけたらいいなあと、思っています。 ご希望がありましたら、お聞かせくださいませ。

体調がすぐれない方へのサポート

新型コロナワクチン接種に、賛否両論、様々な意見が渦巻いていますね。 新型コロナワクチンを接種しますか? 私はうちたくないのでうちません。 うたない人は世間では少数派のようですね。 私の友人の例では、10代頃からの仲良しグループ8人中、うたないのは私1人です。 新型コロナワクチンをうちたい人達は沢山いるようです。 私の暮らす仙台市でも住民への接種が始まり、家の近くに接種会場が設置されました。 どんな様子なのか見に行くと、会場外の道路に長蛇の列ができていて驚きました。 接種後に体調を崩したり救急搬送される事例も報告されていますが、 接種会場に来ている方達は、うつことを望んでいます。 私にできるサポートは何があるだろうか? と考え 体調がすぐれない方へのコンサルテーションをご提供することに決めました。 ● 体調不良の例・倦怠感・発熱・咳・頭痛・不安が強くなる ● コンサルテーションの一例・病院との連携方法・ホメオパシーの使い方・自然療法の選び方・自然治癒力を高めるエネルギー遠隔照射 身体におこっている不調をお聞きし私がいろんなことを学んでたなかで持っている知識のなかから一番合うものをご紹介します。 対象の方 1) うった後に体調がすぐれない方 2) コロナ予防に関連する商品をとった後に体調がすぐれない方 去年、MT)サポートφ Corona が発売された後に この商品をとると新型コロナの予防ができるかもしれない、と噂が広がりました。 MT)サポートφ Corona をとって以来、体調が悪くなった数人の方からご相談をうけました。 どの方も自力では体調を回復させることができないほどに悪化し苦しんでおられました。 最近、同社から類似の商品が再び発売されました。 商品開発の経緯はわかりませんが、体に合わない場合には先行の商品と似たような結果が生じる可能性あるのではと、私は考えています。 そのため、新型コロナワクチン接種後に苦しむ方だけではなくコロナ予防商品の関連で苦しむ方をサポート致します。 コンサルテーション1回で体調不良の全てが解決することはありませんが今後の体調管理にお役に立つ方法をご提案します。 ご自身で情報を取捨選択し、行動ができるようにサポートをさせていただきます。 苦しい時には、考える力や判断する力は落ちています。 医療とホメオパシーと自然療法の知識を持っている私からの提案をご参考にされてみてください。   以下、詳細です。 内容:オンラインによるコンサルテーション(20分) 大まかな段取り: お申込みご希望の日時を2つ(第一、第二希望)を選び下記のお問合せフォームからお申込みください 2) ご予約日の調整先着順でご希望日時を調整し、確定日をご案内します(メール) 3) ご自身の体調をフォームに記入してご提出ください(メール) 4) コンサルテーション20分(zoom)体調がすぐれないご本人様との面談形式です。(ご家族様の同席もお気軽にどうぞ) 5) コンサルテーション後のフォローアップ (メール)回数:一度(メール2往復以内)期間:コンサルテーション後、1週間以内 6) 定員:5名様 7) 費用0円〜コンサルテーション後のご満足度に応じてお気持ちをゆうちょ銀行にお振込ください。 もし、ご満足いただけない場合には0円で構いません。 コンサルテーション日程下記の中からご希望を2つお選びください 6月 17日 (木曜日) 13:00~13:206月 17日 (木曜日) 13:00~13:206月 18日 (金曜日) 15:00~15:206月 30日 (水曜日)⋅13:00~13:206月 30日 (水曜日)⋅13:30~13:507月 7日 (水曜日) 13:00~13:207月 7日 (水曜日) 13:30~13:50 ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。 さいごに新型コロナワクチンをうつ前のサポートは現在行っておりません。 ご希望が多い場合には検討します。 ご意見などをお聞かせください。 お申し込み・お問い合わせはこちらからお願いいたします。

「抗がん剤治療はうけん!」が受け入れられた日

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記12 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 この記事の目次1 抗がん剤での治療について2 治療方針の変更3 抗がん剤治療は受けん!が受け入れられた日 抗がん剤での治療について 咽頭癌の全摘術したこうきさんは主治医がびっくりするほどの回復力をみせていましたが自宅生活を4日目で再入院中となりました。 こうきさんが辛い思いをしているのに不謹慎かもしれませんが、「体調を崩し、再入院してくれてよかった。」と、思っています。 理由は、『抗がん剤治療を受けない』ことを、病院側が受け入れざるを得なくなるからです。 どういうことでしょう? 手術は賛成ましたが、抗がん剤治療は、受けて欲しくなかったからです。 「手術を受けたい」というこうきさんの意思を尊重して、手術に賛成しました。 最初は、手術にも懐疑的でしたが、今は手術をして本当に良かったと思っています。 (このことは、別の機会にお話しするつもりです) 抗がん剤は、・癌を治す、効果は無いし・体力は、衰弱するし・副作用があり、体に被害が大きすぎる があるので、積極的に賛成はできません。 こうきさん自身も、手術前に治療リスクの説明を主治医から聞かされ「抗がん剤治療と放射線治療は、うけん!」と決めていました。 主治医は、こうきさんの意思を受け入れてくれて 「体力が落ちていることと、高齢(75歳)を考慮して、抗がん剤治療と放射線治療の対象外でよいです。」 このように手術前には、本人と主治医と家族である私の意見が一致していました。 ところが、手術後に主治医の治療方針が変わりました。 治療方針の変更 手術の3週間後、退院前に主治医から電話がありました。 主治医「手術の経過が予測をはるかに上回る回復力でした。」 主治医「手術前は、体力面を考慮して抗がん剤と放射線治療の対象外になると考えていました。手術後の回復が良いので、抗がん剤治療と放射線治療ををお勧めします。 私「どうしてですか?」 主治医「見える癌は、全部切除できました。しかし、見えない癌が残っている可能性があります。見えない癌への治療には、放射線と抗がん剤が必要です。」 主治医「治療を受けるには、条件が必要です。」 私「条件?」 主治医「条件は、退院後自宅で1-2週間を元気に過ごすことです。」 私「それは、どういう意味ですか?」 主治医「自宅で生活できる体力がないと、抗がん剤治療には耐えられないからです。抗がん剤治療を受けて、家に帰れない人を増やしてもダメですからね。」 私「抗がん剤治療を受けると、家に帰れなくなるんですか?」 主治医「体力がないと、そうなります」 私(・・・) 主治医「今、再発の可能性の話をするのは、ご本人にとってショックも大きいと思われるので一度、退院していただいいて、再受診の診察時に、ご説明する予定です。」 (少し猶予があるな。与えられた時間を活かしていこう!) 私「わかりました。」 【私の解釈】医師は、抗がん剤治療が患者さんを衰弱させると知っている。 治療のガイドライン(医学界の掟のようなもの)以外の治療計画を立てることは、公立の病院ではご法度です だから、「抗がん剤治療は受けさせたくない」と、この時点で私が言ってもなんの効力はないし、逆にマイナスに働くと考えました。 しかし、最近では、患者の意思が治療計画に反映されるようにもなってきました。 しかし、今の日本では、患者の気持ちが最優先される治療を受けるためには工夫も必要だと、感じています。 医療者と話合いをする時には、間合いのとり方を常に意識しています。 主治医との電話後、こうきさんに手紙を書きました。 抗がん剤治療を受けて欲しくないと思っていること、 最終的にはこうきさんの選択(抗がん剤治療を受けても受けなくても)を受け入れて応援する。 と伝えました。 このあとのことは、私の意思でどうこうできるものではないと思っているので、 私の思いは、天に放つことにしましあ。 抗がん剤治療は受けん!が受け入れられた日 退院後のこうきさんは、自分の体を労わることができなかったこともあり、炎症が起こり、4日後に再入院になりました。 これは、主治医が提示していた「抗がん剤治療を受ける条件」を満たさない状況となりました。 だから「再入院してよかった。」と、思ったのです。 主治医は、形式だけでしょうがこうきさんに抗がん剤治療と放射線治療を勧めました。 こうきさんは「うけん!」とはっきり、意思表示をしたそうです。  

こうきさんの再入院

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記11 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 こうきさんの再入院 9月初めに自宅退院したのもつかの間、4日後に再入院となりました。 血液検査で体の中に「炎症」が見つかったからです。 訪問看護師さんからの第一報を聞いた時、2つの相反する気持ちが湧き上がりました。 「しょうがないよね。」と「良かったね。」です。 今日は、「しょうがないよね。」についてお話します。 こうきさんが退院する時、 「退院後1週間は、家族がサポートしてあげて欲しい」 と、主治医から提案されていましたが、親戚は誰も付添えませんでした。 離れている私ができることはなんだろうと考え、消化の良いものや栄養のある食べ物を買い集め宅急便で送りました。 訪問看護師さんに相談の電話をかけて、私が提案するこうきさんのサポートを伝えつつ それらが実現できるかどうかを、細々と打合せしました。 訪問看護師さんは、さすが在宅のプロです。きめ細かい看護ケアをしてくれることになりました。 しかし、、、 主人公であるこうきさんの「心」と「行動」は私達の思いと完全に一致していなかったようです。 私としては、一命を取り留めて退院できたから「自分の体を労わる」ようにして欲しかったのです。 「病後に自分の体を労わる」ことは、私にとっては当たり前のことだったからです。 こうきさんはこれまで、一人で強く生きてきたので余り体を労るという認識がありませんでした。 退院する時点から弱った体を奮い立たせていました。 病院から自宅までの移動は、一人で電車とバスを乗り継いで2時間かかります。 健康な時ならなんてことない道のりでも、大手術後の体には結構な負担になったと思います。 私は1回きりのことだから、タクシーを使って欲しかったのです。 タクシー利用は、こうきさんの想定には入っていなかったようです。   帰宅してからも、ゆっくりと休んで欲しかったのですが こうきさんは帰宅した足で仕事に出かけてしまいました。 行先は、「村議会」 人口が3,000人の小さな村の議会。 病み上がりのこうきさんが退院後の数回分を欠席しても誰もとがめません。 外出している時間帯には、呼吸が苦しくならないようにするための、痰の吸引器が搬入される予定でした。 自力でうまく痰が出せないこうきさんには、痰の吸引器が大事な助っ人になるはずでした。 出せない痰が肺に入ってしまうと、肺炎が起こりやすくなってしまうからです。  病院からの帰宅時間に合わせて訪問してくれた設置担当者さんは、こうきさんが留守でびっくりしたそうです。   議会では、閉会時間までしっかり出席したそうです。 家に帰った時には、病み上がりの体は疲れ切ってしまっていて 水を飲む気力もなく、水を飲まないから薬も飲まずさらに食事も食べないでそのまま倒れ込むように、床にごろ寝をしたようです。   疲労は免疫を下げるし 痰は気管支にへばりついたままだし 水分不足で、ますます痰が出にくくなるし 布団なしで寝ると体は冷えてしまうし・・・ これだと風邪をひきやすくなったりして、体のどこかに炎症がおきても「しょうがない。」のです。 こうきさんは、責任感が強くて人に迷惑を駆けてはいけない。 と、思い込んでいるのだと思います。 病後には仕事に穴をあけたっていいし、のんびりしていいんだけどね。というのは、私のツブヤキです。 次回は、再入院になって「良かったね。」の理由をお話します。

目覚ましい回復

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記10 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 目覚ましい回復 こうきさんは、元気です! 8月8日に16時間に及ぶ大手術を受け、9月2日に退院します。 主治医は「すごい回復力ですね。」と驚いていました。 手術前は、大きくなった咽頭癌の影響で食事ができませんでした。 36㎏まで痩せほそり体力が極端に落ちたことで、手術中にトラブルが起こるリスクが高くなっていていると説明がありました。 自宅療養するににあたり乗り越えなければならないこともありますが、こうきさんは元気に回復中です。 私からこうきさんに、ホメオパシーは勧めていません。 レメディの使い方をこうきさんが理解し、使いこなすことが難しいと考たからです。 そこで、手軽に飲めて医師が推奨している健康食品を勧めました。 手術前の2週間に集中して飲んでもらったことで、手術に耐えられるくらいまで体力がついたと思っています。 順調な回復を喜んでいたのも束の間、大きな難題が圧し掛かってきました。 ”抗がん剤治療”を提案されたのです。 手術前は酷く弱っていて、抗がん剤治療には耐えられないとの診断でした。 手術後に驚異的な回復力をみせたので、それに対して抗がん剤治療計画が浮上しました。 抗がん剤治療に対して、私の気持ちは複雑です。 このことは、別の機会にお話します。

人と人は、助け合って生きていく

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記9 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 この記事の目次1 大手術について2 「人と人は、助け合って生きていく」 大手術について 叔父のこうきさん、16時間の大手術が成功しました。 応援していただいた皆様ありがとうございます。 現在はICU(手術後に入る集中治療室)を経てHCU(高度治療室)にいます。 面会に笑顔が出るほどに回復しています。 大手術になったワケは、癌がかなり大きくなっていて周りに広がっていたからです。 手術は2種類が行われました。 最初の癌の切除術(10時間)、後半の再建手術(6時間)です。 癌の切除術では ・癌の原発巣の咽頭(いんとう)の全部・咽頭の周りに浸潤している癌・癌が浸潤した臓器(喉頭の一部、食道の一部、甲状腺の全部)・癌が転移したリンパ節 を切り取りました。 切除術が終わった段階で、後半の再建手術に備えて輸血を受けることになりました。 切除した範囲が広過ぎたため、咽頭と食道の間が開きすぎてしまい縫い合わせることができなかったんです。 「管」を付け足すことが必要で、それには開腹して腸の一部を移植しました。 メスを入れてから分かったことは、当初の予測よりも癌の進行度が酷かったそうです。 手術の医師チームは、耳鼻科医、消化器外科医、形成外科医、麻酔科医の構成。 こうきさんの命を救いたい医師チームと医療スタッフの連携が見事でした。 ここまで導いてくださった沢山の方々に深く感謝いたします。 本当にありがとうございます。 「人と人は、助け合って生きていく」 手術には親族が1人も立ち会えない状況でしたが、運良く関西にいる姪っ子が駆けつけてくれました。 姪っ子は治療の同意書にサインをしてくれたり、手術の途中経過を逐次に知らせてくれたました。 おかげで仙台と高知で離れていても、手術の進行が把握できたので心強かったです。 親族のLINEグループ名は「応援隊」です。 今までは、親族の間で連絡をとりあうことはしていませんでした。 日頃は一見関係性が薄いように思えても、「命」に触れる時には一致団結できるものですね。 「人と人は、助け合って生きていく」ということを、体験を通して実感しました。

癌は末期(ステージ4)と分かった日

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記7 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 この記事の目次1 癌は末期(ステージ4)と分かった日2 情報は、量よりも正確性が重要 癌は末期(ステージ4)と分かった日 叔父のこうきさんは8月8日に手術を受けます。 昨日、主治医から電話がありました。 「こうきさんは、自分の病状を理解しているのだろうか?」と疑問を持ったそうです。 「家族に病状の説明をする必要がある」と判断し、こうきさんの了承を得て、私に連絡が入りました。 主治医と私で術前に話し合いが出来て本当に良かったです。 話し合いをするに当たって『医療職で良かった!』と心の底から思いました。 主治医:「こうきさんから病気のことをどのように聞いていますか?」 『切り出しから察して、私が信頼できそうなタイプの医師かもしれない』 私:「○○で、△△です」 主治医:「そうですか」 『会話の間合いや声のトーンから想定すると、こうきさんの理解度と病態にはかなりのズレがありそうだ』 私:「病名は、咽頭癌下位と聞いていますが合っていますか?」 主治医:「下咽頭癌です」(この違いについては、後ほど詳しく説明しますね。) 私:「ステージはいくつですか」 主治医:「ステージ4です」 『えーーー 咽頭癌の初期(ステージ1)だと思っていたよ』 こうきさんの場合、高齢者にはよくあることかもしれませんが、癌という病気への理解度がかなり低かったのです。 これまでの私は、こうきさんから得られた数少ない情報を元にサポートしてきました。 情報は、量よりも正確性が重要 医療職間の会話では言葉数が少なくても、専門用語を通うことで共通の認識を得られ短時間であっても正確な情報交換ができます。 得た情報を活かすためには、『専門的な経験』も必要です。 例えば、咽頭癌と下咽頭癌では病態や病後が全く変わります。 「下」の1文字が加わるだけで情報の質が格段に上がるのです。 癌において診断名と同じく病期も重要で、特に進行癌では治療方針の決定などに大きな影響を及ぼします。 病期とは、癌の進行度をステージという数字で表したのもです。 ステージには、1,2,3,4があり、数字が上がるにつれて癌が進行しています。 さらに体内に癌が広がっているか(転移)の目安にもなっています。 主治医からの説明で『診断名・病期(ステージ)』を知り、こうきさんの病態が理解できたことで 治療方針が理解できました。 当初私が想定してた”ステージ1”と正確な診断結果の”ステージ4”では、サポート内容が大きく異なり、 これから、こうきさんに合わせた新しい計画を立てることにしました。 こうきさんを通していろんなことに気づく日々です。 私の夢は、現代医学とホメオパシーが、お互いの得意なことを理解し合う現場づくりです。 「病院での治療を望むけど、自然療法や代替療法も気になる」というクライアントさんに向けて、現代医学とホメオパシーの両方を理解している私にしかできないサポートを行っていく!と、決意を新たにしました。

こうきさんには、癌チェックリストは必要ない

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記6 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 こうきさんには、癌チェックリストは必要ない 叔父のこうきさん先月、咽頭癌が見つかりました。 喉に違和感があり総合病院を受診したところ、精密検査で癌と診断されました。 こうきさんが病院から受け取った書類を見て、私が驚愕したものがあります。 「あなたの食道がんのリスクを調べましょう」 癌患者にこれから癌になるリスクを調べる意味はあるの? 必要ないと、私は考えます。 と言いながらも、病院の予防分野で働いていた時には、チェックリストをよく使っていました。 「リスクがこんなにあるから、生活を改めましょう」と。(汗) 病院の予防分野では、よく使う方法です。 病院は治療するところです。 癌治療の第一は、手術。 癌になった「原因」を治療するのではなく、リスクになることを続けた「結果」である癌を切除する治療です。 癌になる前に飲酒の習慣があった喫煙していたという事実は、治療方針に反映しません。 それなのに、何故、癌チェックリストを行うのでしょう? 実際に私が「このチェックやってみてどうだった?」 と聞いたところ、こうきさんに 「べつに」と言われました。 現場で働いている医療スタッフは、一生懸命に働いていて、悪気はありません。 しかし、決められた作業手順で行動する前に それが本当に必要? 目の前の患者のためになっている? と考えて欲しいなあと、と思いました。 実は、これは私が病院勤務している時には、全くなかった視点です。 今、患者の家族になり、ホメオパスの仕事をしているから見えたことです。 現代医学とホメオパシーが、お互いの得意なことを理解し合っていくことが私の夢です。 こうきさんを通していろんなことに気づかせてもらっています。 私にとって、こうきさんの病気は大切なお知らせでもあります。

「人の家では死ねん」

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記5 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 この記事の目次1 「人の家では死ねん」2 死について話し合う 「人の家では死ねん」 叔父のこうきさんは生まれ育った実家の近くの借家に住んでいました。 元気な時には、「ずっとそこで暮らしたい。」と言っていました。 先月、癌が見つかり、医師から手術を勧められ、生きるために手術を決心しました。 頭の片隅では「死」を覚悟しているようです。 こうきさんが言いました。 「人の家では死ねん」 私は胸が詰まり、返す言葉を頭の中で探していました。 「引越しすることにして、家も決めた。」 『癌と診断されてから2週間しか経ってないのに、すごい決断と行動力。それにしても、人の家じゃない所ってどこよ?』 と思いましたが、引越し先は村営住宅。 こうきさんのなかでは、家の持ち主が個人か村なのかでは、大差があるようです。 借家で息をひきとると、大家さんに負担がかかる。 だから、長年の住み家を出ると決めたようです。 死について話し合う これまでも、亡くなった後はどうして欲しいかを私にだけは語ってくれていました。 こうきさんが亡くなる日はずっと先のこととして捉えていましたが、この話を聞いて、私もこうきさんの「死」を意識し始めました。 意識できていたので、死について話し合うことができてよかったです。 独身のこうきさんのお葬式はどうしたいのかお墓はどうしたいのか具体的に望みを聞きました。 『どのように生きて、最期をどうむかえたいか、最期にどうしてほしいか』 意思疎通ができるうちに、自分の言葉で、自分が望む最期を叶えてくれる人に伝えることが大切だと私は考えているからです。 もしかしたら、多くの人達は「死」の話題を避け、見て見ないふりをして「死」をタブー視しているかもしれません。 その人らしく生きるサポートができるよう、私は難治性の病気のクライアントさんに死生観をお伺いしています。 ホメオパスは人々が人生を全うするためのサポートができるやりがいのある職業です。 75歳のこうきさんのこれからの目標は、80歳まで生きることだそうです。 「大丈夫だよ。私もサポートするからね。」