May 2018

おばあちゃんは、森の中で死ぬの?

今日は、義理の母についてのお話です。 実は数日前に呼吸が止まりましたが、自力で持ちなおしました。 「一両日中が山場かもしれない」と主治医の先生からお話がありました。 要介護5 義母は要介護5と認定された7年前から、特別養護老人ホームに入所しています。 主治医は、ホームでの看取りを理解してくれている医師 主治医はホームの近くで開業している内科医で、ホームの施設医でもあります。 体に負担にならない医療を選択してくださるので、とてもありがたいです。   数年前に、病気で一時、意識が無くなりることがありました。 その時に、義父、主人、義姉が 「最後はどのようにしてむかえたいか」について話し合いをしました。 家族の希望は「延命のための医療行為は一切、希望しません」 そして、三森家の考えを主治医にご相談しました。 家族の希望は「延命のための医療行為は一切、希望しません」 高齢者の命を長らえるための医療行為は、どんなものがあるかご存知ですか? 急変したら救急車を呼ぶ ← 搬送先は病院なので、医療の検査や処置を受けます 調子が悪くなったら、念の為に点滴をする ← 「血管確保」とも言います 食事が食べられなくなったら、お腹に穴を開けて管を胃に通し栄養を入れる ← 胃瘻(いろう) 水が飲めなくなったら、点滴をして水分を補給する ← 口から飲めないので、血に直接水分を入れる おしっこが出なくなったら、膀胱に管を入れて尿を自動的に出す ← 尿は体の老廃物を出すので、尿が出ずに体中に毒が回るのを防ぐ 呼吸が止まりそうになったら、人工呼吸器をつける ← 呼吸停止=死なので、医療の敗北となることを阻止します   しかし私達は医療行為を望まず、「自然死」を希望しているので義母への対応はこのようになります。  急変しても、救急車は呼ばない。主治医に報告して相談する。 食べられなくなったら、食べない 水が飲めなくなったら、無理に飲まない 呼吸ができなくなったら、看取る(みとる)   この選択を主治医は、受け入れてくださいました。 「おばあちゃんは、自然に亡くなっていくんだよ」 先週末に義母の容態が急変し、すぐに家族が駆けつけました。 義母の寝ているベットの横でみんなで見守りながら、一日過ごしました。 その時の主人とこどもの会話が印象的でしたので、ご紹介します。   主人「おばあちゃんは、自然に亡くなっていくんだよ。」 こども「森の中で死ぬの?」 主人「大自然の自然じゃないよ。」 主人「おばあちゃんは点滴や胃瘻をしないで、 食べられなくなったら無理に食べずに、 水が飲めなくなったら無理に飲まずに 自然の流れに身をまかせる。 自然に返っていくんだよ。」 こども「ふうん。」 我が家では、「自然死」を希望しています 言葉での「自然死」への理解は大人でも難しいと思いますし、こどもなら尚更です。 こども達には、日常の繰り返しを通して徐々に分かってもらえればいいと思っています。 そのために、主人と私が死や病気のことを話したり、祖父母に行う介護をそのまま見せています。   3ヶ月前には、私の母の最後に息を引き取る瞬間を一緒に過ごしました。   最後の時を迎える母は、 病院ではなく、施設の布団の上で、 点滴や心電図は付けずに、 家族4人が手を握って見守るなかで 最後の息だったと分からないほどに穏やかな呼吸で旅立っていきました。  「命」の意味を理解する このような体験を積み重ねながらこども達は 「命」「最後」「死」について、 なんとなくでも理解していくのだろうと思っています。   そして、私もホメオパスとして「命」。 その奥深さを自分でも深く理解していきたいと思っています。   これらの体験を通して学んだことを 病気で悩んでいたり、  生きづらくて真っ暗闇の中にいるような気持ちになっている方達に、  三森弥生のホメオパシーを通してお伝えしていくことが私の夢です。   私に「命の意味」を伝えてくれる義母には、とても感謝しています。 「お義母さん、ありがとう。いつまでも生きていてね。」 三森弥生のホメオパシー健康相談会 ホメオパシーとは ホメオパシー健康相談会のコース お申込はこちらです  

変な物を食べたから、吐いた? 

こんにちは。 みんなが幸せになる真の医療を目指している、保健師ホメオパスの三森弥生(みつもりやよい)です。 今日は嘔吐と下痢のお話をして、後半にレメディーも紹介しています。 吐く時にはどうしていますか? 吐き気止めの薬を使う 吐き終わるまで、我慢する 私は吐くことを後押しできるホメオパシーを使っています。 「吐く」のは、抵抗力が落ちている証拠 先日、高知に帰省した際に親友と食事を楽しみました。 しかし、その数時間後には体調を崩し、一転して大変な夜となりました。 あまりの苦しさに、私は吐きながら様々なことを考えていました。 食中毒? 他のみんなは大丈夫かな? 前菜の生サラダを食べ過ぎた? 美味しかったロースト鴨肉が、生焼けだった? 調子にのって、デザートを食べすぎちゃった?   結論から言うと一緒に食事をした友人達は大丈夫で、体調を崩したのは私だけでした。 「抵抗力が落ちている証拠。他の人が食べてなんともなかったんだから」 回復した時に、看病してくれた主人がポロリと言いました。 どうして「吐く」の? 自分の体力が弱っているからです。 西洋医学では、吐くのは悪いものを食べたことが原因と考えられています。 対して自然治癒力を使うホメオパシーでは、異なる視点から考えていきます。 「吐く」は結果です。 「吐く」原因は、食べ物でないことが多いです。   では、原因は何でしょう? 原因は、体の状態です。 体が弱っている時に消化能力を超える食べ物が入ってきた場合に、 体は「こんなに消化できないよ!」とノーサインを出します。 そのサインが「吐く」です。   「吐く」前に、食べ物が胃を通過し、腸まで行ってしまった時、「下す(下痢)」ことになります。   私の場合は「吐く」力が弱かったので、「吐ききる」前に腸にまで食べ物が達しました。 そのため、「吐く」と「下す(下痢)」の両方の症状が出てきました。   「吐く」のは、食べ物が原因ではありません。 体力が弱っているからです。 私だけが吐いて友人達がなんともなかったのは、私が弱っていたことが原因でした。   ホメオパシーでは病気の原因は、自分の中にあると考えます。  そのため、治すことができるのも自分自身です。 レメディーを使い「自然治癒力」を元気にさせて、病気を治します。 ホメオパシーでの「吐く」ケア 今回は、吐きそうになった時からホメオパシーのレメディーをとりました。   吐き気を感じてトイレに駆け込みましたが、なかなか吐けません。 そこで、「吐く」がテーマのレメディーを選びました。 「Ip. / イペカック」です。 このレメディーをとった後、吐き出すことができます。 大量に吐きましたが、まだスッキリはしません。   「Ip. / イペカック」 は吐き気によいレメディーですが、 「吐いても調子がよくならない」という問題点があります。   第一目標の「吐く」ことが達成できたので、次のレメディーを選びました。 嘔吐と下痢によい「Ars. / アーセニカム」です。 「Ars. / アーセニカム」をとった後は、かなりよくなりました。   でも、お腹に何か残っている感じがして胸もムカムカしていました。 そこで、次のレメディーを選びました。 吐いた後で体力が消耗している状態によい 「Chin. /チャイナ」です。 「Chin. /チャイナ」をとって、数分後に下痢をしました。   体の負担になっていたものが、上からも下からも出ていったので、スッキリすることができました!   また、私の健康相談会を受けてくださっているAさんからこんなお話を伺いました。 夕食後に下痢で真っ青になり、顔から冷や汗を流すほど辛かったそうです。 この状態は、かなり辛いですよね。。。 私も経験したから分かります。(汗) 辛いけれど、病院に行く体力や気力はない状態です。   こんな時に、手元にレメディーがあると救われます。 Aさんのご家族がレメディーを選び、とらせてくれたそうです。 Mag-p. / マグフォス Ars. / アーセニカム Acon. / アコナイト Chin. /チャイナ レメディーをとった後は、下痢がおさまり症状がなくなったそうです。 ホメオパシーは、どなたでも安心して使うことができます 健康相談会では、弱っている体質を整えるレメディーを私が選びます。 相談会後に体調を崩す場合には、クライアントさんがレメディーを選びます。 ・レメディーのとり方が分からない ・レメディーをとったど、今ひとつ体調が回復しない お悩みが解決できるように、持っているレメディーで対処ができるアドバイスをサービスで行っています。 ホメオパスの経験から見立てるので、回復が早いと好評をいただいています。 健康相談会の5月の最新ご予約状況は、残り2名様です。   ▼新規お申込の方は、こちらからどうぞ 「こんなこと相談できるのかしら?」 […]