January 2018

「お母さんの吐き気を止める点滴をした方がいいです。ご家族はどうしたいですか?」医師との話合い

先日、夜に母が吐きました。 吐いた後に顔色が悪くなりましたが、ホメオパシーレメディー(砂糖玉)をとり顔色が明るくなり回復しました。 翌日、診察と血液検査を受けました。 主治医から点滴を勧められましたが、私の意思を伝えることで点滴はしないことになりました。   西洋医学の方針 末期癌の患者が吐くと、弱っている体が更に弱り、衰弱していきます。 西洋医学では、急激な衰弱を起こさないようにする方法として吐き気止め薬を使います。 薬で吐くことが抑えられると、無駄な疲労をすることがなくなり、楽に過ごせるようになります。   82歳の母は乳癌で肝臓、肺、リンパ、骨に多数の転移があります。 多くの癌患者さんを診ている主治医は、転移のある末期癌患者さんが吐き始めると吐くことが続くと経験で知っているのだと思います。 そのため、母が衰弱しない策として「吐き気止め薬の入った点滴」の指示を出しました。   指示は出しましたが、点滴を打つかどうか私の意向を確認してくれました。 主治医:「お母さんの吐き気を止める点滴をした方がいいです。ご家族はどうしたいですか?」 私:「血液検査で栄養状態が悪くなり、先生が点滴が必要だと認める時には点滴はうけます。 でも、今の状態は、点滴はせずにホメオパシーでやってみたいと思います。」 私の意見と考えを伝え、結果、点滴は打たないことになりました。   これって、理想的な構図だと思います。 医師は、先の病状を予測し、最善策で薬の指示を出す。 代替医療を選択している家族は、家族の希望をしっかりと表現する。 患者のために、状況に応じてどの対策を優先するかを考えていく。   母の緩和ケアのボスは、主治医だと思っています。 最終的な判断は、経験が豊かで安定している主治医の意見を受入れていきたいと思っています。 今回のようにホメオパシーで十分に対応ができると判断した嘔吐には、積極的にホメオパシーを活用していきたいと思っています。   ホメオパシーでの嘔吐の対応 私も母の嘔吐は、予防したいと考えました。 通常、ホメオパシーは症状はありがたい。 熱も咳も鼻水も体から出すものはありがたいと考えます。 しかし、末期癌の母の嘔吐はこの考えに当てはまりません。   それでは、ホメオパシーでどうやってケアができるのでしょうか? ホメオパシーレメディーは、同種療法です。 症状と似たものが、症状を治すことができると考えます。   母の症状に合うレメディーを探せばいいのです。^^ レメディーを調べて、見つけました! Puls.ポースティーラ 200C (ネットなどで市販されていて、誰でも購入できます) このレメディーを1粒飲ませました。 レメディーを飲んだ日と次の日は嘔吐をしませんでした。 そこで、さらに1粒飲ませました。 その後数日間は嘔吐はありませんでした。 レメディーを飲まないで様子をみたら、昨日に久しぶりに嘔吐しました。 ということは、母の嘔吐予防にレメディーはいい働きをしてくれたと考えています。   レメディーは、砂糖玉を口に入れるだけでいいです。 吐き気止め点滴は、体に針を刺し、点滴している間(1~3時間)は安静にしていなければならないので、負担が大きいです。   今回のようにレメディーで対応ができると、患者の負担は少なくていいですね。   ホメオパシーは、体験の医学なんです。 体験してみると、その良さが実感できます。 ホメオパシーで病気を解決したいけれど、本当に大丈夫かな?と思う気持ちもあって、自信が持てない・・・ 薬に頼らずホメオパシーで解決できるようになりたい     ホメオパシーを使えるようになると、医師も理解してくれる反応を体は示します。 ぜひ、自分の体と力を信頼してホメオパシーとうまく付き合っていきませんか。 ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー 私は、25年間医療現場で働き、今は自然治癒力を使うホメオパシー療法家(ホメオパス)になりました。 これまでの私の実体験で得たものをお伝えするセミナーを開きます。 ぜひ、生の私の話を聞いてみてください。^^ 1月28日 10時~11時半 仙台市内 「本当にこれでいいのかな?」が「これで大丈夫!」に変わる! 保健師ホメオパス三森弥生の ”ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー セミナーの詳細とお申込はこちらをご覧ください。          

看護師さんの感想「魔法の砂糖玉ですね!」

先日の夕方、母が吐きました。 82歳の母は乳癌で肝臓、肺、リンパ、骨に多数の転移があるのですが、吐くのは初めてです。 吐いた後のケアに自然療法のホメオパシーを使い、その様子を見ていた看護師さんが言いました。 「魔法の砂糖玉ですね!」   高齢者が吐く時の対応(西洋医学) サービス付き高齢者住宅に入居している母。 室内を歩いている時に、ゲボッと吐きました。 直ぐに訪問看護師さんが巡回してくれ、血圧や脈や意識を確認してくれました。 少しだるそうだけど、観察上は問題なしだったので様子をみることになりました。 ※西洋医学的にみると、吐くと怠くなったり衰弱することもあるので高齢者では慎重に注意が必要です。   吐く時の対応(ホメオパシー) 同時に私にも連絡が入ったので、母の所にすっ飛んで行きました。 母は少し疲れた顔をして、ソファーに横になっていました。 ホメオパスの顔をして、ホメオパシー視点で観察しました。 そしてレメディーを選び、1粒の砂糖玉をとらせました。 吐いた後の疲労回復によい:Chin チャイナ   ホメオパシーレメディーは、薬ではありません。 砂糖玉にエネルギーのようなものが含まれていて、そのエネルギーが「治る力」と共鳴します。 共鳴した「力」が、無理せず、自分の力で回復していくという、優れものです。   ホメオパシーレメディーをとって30分後 訪問看護師さんが、再び、巡回してくれました。   看護師さん「顔色がよくなっていますね!」 私「吐いた後にいいレメディーを飲ませたとこです」 看護師さん「いつものあれですね。^^」 (看護師さんは、私が母にホメオパシーレメディーを使っているのを日頃から知っています) 「すごいですね~。本当に穏やか! 魔法の砂糖玉ですね!」   沢山の癌患者さんを看護しているベテランの看護師さんが見て、 ホメオパシーが母の体に起こしたことを喜んでくれたのが、とても嬉しかったです。   ホメオパシーは、体験の医学なんです。 体験してみると、その良さが実感できます。   ホメオパシーの良さを家族にわかってもらえない・・・ ホメオパシーを使っていることを周りに隠している・・・   ホメオパシーを使えるようになると、医療職も認めるような反応を体は示してくれるんですよ。^^ 体は正直で、賢いんです。 ぜひ、自分の体と力を信頼してホメオパシーとうまく付き合っていきませんか。     ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー 私は、25年間医療現場で働き、今は自然治癒力を使うホメオパシー療法家(ホメオパス)になりました。 これまでの私の実体験で得たものをお伝えするセミナーを開きます。 ぜひ、生の私の話を聞いてみてください。^^ 1月28日 10時~11時半 仙台市内 「本当にこれでいいのかな?」が「これで大丈夫!」に変わる! 保健師ホメオパス三森弥生の ”ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー セミナーの詳細とお申込はこちらをご覧ください。

「痒くて我慢できない皮膚のトラブル」がよくなったAさん

顔から足首まで、全身が痒くて痒くてたまらないAさん。 皮膚がジュクジュクし、掻いたところから汁が出て、掻いても掻いても痒さは治まらず、皮膚を掻き壊していました。 痒みが酷い朝には、起き上がれないほどでした。 病院で「アトピー」と診断され、漢方薬とステロイド軟膏を処方されましたが、治りませんでした。     1年前にホメオパシーで治したいとご相談を受けました。 1年経ち、痒みを点数化すると10点で夜も眠れなかった痒みが1点まで減りました! 病院ではアトピーと診断 Aさんは2歳の時に「アトピー」を発病し、ステロイド軟膏を使っていました。 大人になり、有名なアレルギークリニックでも「アトピー」と診断され、漢方薬とステロイド軟膏を処方されました。 薬を飲んでも、ステロイド軟膏を塗っても、アトピーの辛さは治らなかったそうです。   ある日、Facebook上で私を知り、ホメオパシー健康相談会のお申込がありました。   現代医学の「アトピー」診断を、ホメオパシーではどう捉えるか 仙台で有名なアレルギークリニックを受診し、「アトピー」と診断されました。 「砂糖を止めないと治らない」と説明を受けたそうです。 砂糖を止めるだけでは、アトピーは治らないと私は考えます。   皮膚が痒い時には、ほとんどの人は皮膚科を受診します。 ホメオパシーでは、「アトピー」は皮膚の病気とは捉えません。   では、どう考えるのでしょうか?   私は、「アトピー」は全身の病気と見立てます。 遺伝的な体質がベースにあり、 その上に食品添加物や薬やワクチンが老廃物となって体に溜まる。 さらに、心の葛藤や苦しみも老廃物となります。 こうして体と心に溜まった老廃物を体の外に出そうとししている結果が「アトピー」です。 「アトピー」は、結果と考えます。 ホメオパシーから見る「アトピー」の原因と対処方法 じゃあ、「アトピー」の原因は何でしょうか? 老廃物がいっぱいあっても、人によって出し方が違います。 出し方にその人の特徴がでます。 例えば、 乾燥しているアトピー 汁が出てジュクジュクしているアトピー 痒いところにイボもでているアトピーなど 皮膚の特徴を観察することで、「アトピー」の原因が見えます。 皮膚の特徴を観察し、両親や家族の病気の歴史やこれまで罹った病気と生き方等を詳しくお聞きすることで原因が見つかります。   「アトピー」の原因は、複数あります。 ホメオパシーは原因を重要視し、原因に働きかけます。 「アトピー」とホメオパシー ホメオパシーでは、病気が治っていくときに「好転反応」がつきものと言われています。   「アトピー」の好転反応は、痒みが増し、膿などの汁や血がでて皮膚がジュクジュクになることが多いです。 治るための定番の過程とは言っても、好転反応は辛いものです。。。   三森弥生のホメオパシーは、辛い好転反応を極力少なくします ホメオパシーは、どの人も持っている「力」を最大限に活かします。 ホメオパシー商品は、「力」を刺激します。 刺激された「力」が体の病気を治そうと頑張ります。   「力」が頑張りすぎないように、見守り、励まして、最高のパフォーマンスを発揮できるようにしているのが三森弥生のホメオパシーです。   具体的には、 ホメオパシー健康相談会で「アトピー」を良くしていくためのホメオパシー商品を選び、 相談会後にホメオパシー商品をとります。 ホメオパシー商品をとりながら、アフターフォローを受けます。(後半でアフターフォローの説明をしています) そして、再び健康相談会を受け、新たなホメオパシー商品を選びます。   「ホメオパシー健康相談会を受ける→ホメオパシー商品をとる→アフターフォローを受ける」 これを1ヶ月半毎に繰り返します。 心を癒し「アトピー」が良くなる ホメオパシーは、優れた自然療法です。 でも、残念ながらホメオパシーだけでは病気は良くなりません。   心も一緒に癒すことが大切です。 なぜなら、心と体は繋がっているからです。 体だけが病気になるのではありません。   Aさんは、幼い時に我慢した気持ちを思い出し、 幼い時の気持ちと今の葛藤に向き合うことをやりました。   ホメオパシー健康相談会で抑え込んできた感情に気づいて涙を流し、 家に帰ってから感情をノートに書き出し、 毎日短い時間でできるワークを続けました。   Aさんは心が癒えていくごとに、笑顔がとてもチャーミングになりました! そして、魂も癒します。 本来の自分を生きていない 自分の本当の気持ちを大切にしていない と、魂が病気になります。 自分らしく自由になれると、魂が喜びます。^^ 三森弥生のホメオパシーの最終目標は、生まれてきた魂が自由になり、喜ぶ生き方を目指します。   Aさんの「アトピー」がよくなっていく経過 病院の薬を止めた Aさんはホメオパシーを始めてから、病院の薬を一気に止めてしまいました。 ホメオパシーを始める人によくある行動です。 ホメオパシーを信じるがあまりに、現代医学の薬を悪と考えてしまい、排除しようとします。 痒みが悪化 薬を急に止めたら、薬で止まっていた痒みが復活し、痒さで居ても立っても居られなくなりました。 それはそうですよね。 痒さを薬で止めていたので、止めている薬が無くなれば、痒さが暴走するのは当たり前です。 これは、ホメオパシーの好転反応ではありません。 単なる薬の作用です。 アレルギーを抑える薬を飲む Aさんは、あまりの痒さに我慢できず「アレルギーを抑える薬」を飲みました。 私は、それでいいと思います。 徐々に病院の薬を断つ Aさんはホメオパシーを諦めずに、薬を飲みながらホメオパシーを続けていきました。 そして、徐々に薬との付合い方を見返し、Aさんの意思で薬を断ちました。 「アトピー」以外の皮膚の症状がでる アトピーの好転反応で多くあると言われている「痒みの増加や皮膚のジュクジュク」は出ませんでした。 Aさんに出たのは、「口唇ヘルペス」です。 口唇ヘルペスには手元に持っていたホメオパシーレメディー(砂糖玉)だけでケアしました。 Aさんが本(ホメオパシーin […]

落ち着きなく動いていた母に砂糖玉を飲ませると、5分で眠っちゃいました

母のホメオパシー体験談です。 落ち着きのない母にホメオパシーレメディーを飲ませてみたら、5分で眠っちゃいました。 ホメオパシーレメディーは、金平糖のような小さな砂糖玉です。 レメディーの中には、エネルギーのような情報が入っています。 レメディーの情報と体の情報がマッチすると、あっという間にトラブルが解決します。   母の動きは、多動でした ある晩、母は落ち着きがありませんでした。 じっとしていることができません。 椅子から介助で立ちあがり、立つと歩きたがり、歩くと疲れて椅子に座り、1分もしない間に立ち上がり、歩き、、、、 これを何回も、30分以上の間、繰り返していました。 体にびっしょりと汗をかいたほどです。 最初は歩行練習だと思って付き合っていましたが、ちょっと度を越しているなあと思いました。 一言で言うと、「多動」です。   ホメオパシーには、多動がテーマのレメディーがあります。 多動の母に、多動がテーマのレメディーを飲ませました。   ホメオパシーは、同種療法。 ある症状と同じもの(=似たもの)が、ある症状を治します。   多動で歩きたがっていた母に、レメディー(砂糖玉)を1粒、飲ませました。   すると!! 「寝たい」と言って、布団に横になり、 5分後には寝息をたてて眠入りました。   母の多動とは? 母には、動かざるをえない何かの気持ちがあって動いていました。それは「不安」なのだと思います。 まずは、ホメオパシーレメディーを「衝動性」が無くなるように使いました。 不安が消えるわけじゃないけど、多動が無くなりました。 不安を多動で表現しなくてもよくなったので、楽になれたのです。 母は私の膝に手を置いて安心を感じながら、小さい子がお母さんに甘えて寝るようにスヤスヤと眠入りました。   母の寝顔を見ていると、涙がこぼれてました。 私が小さい時には、こうやって母が私を寝かしつけてくれていた。 今は、私がホメオパシーを活用しながら、母を安心の眠りに導くことができる。 なんて、幸せな縁なんだろう!と感じました。   母は、80年の人生の中で不安で押しつぶされそうになったことが何回もあったのでしょう。 その不安に負けないように、記憶を消すことができる「認知症」になり、生き延びる選択をしたのでしょう。 それでも、潜在意識は覚えているので不安を多動で表現したんだと思います。   私は、これを、ただただ、受け入れます。 そこには、良いも悪いもない。 母の選択だからです。 私ができることは、母の心と魂が自由に解放していくサポートをホメオパシーで行うことです。   一粒の砂糖玉(ホメオパシーレメディー)でできたこと! この夜、9時半から朝の9時までぐっすりと眠っていたそうです。 いつもは夜中に何回も起きるので、介護士さんがビックリしていました。 「落ち着くレメディーを飲ませたんです。^^」 と説明すると、不思議そうな顔をしながら微笑んでいました。   一粒の砂糖玉でできたこと! 多動が消え、 多動による転倒の可能性もなくなり、 夜にぐっすりと睡眠が得られる。 表情も穏やかさが続いています。 ※レメディーは、タランチュラ200C を使いました。   このように、ホメオパシーは人生の質を豊かにすることができます。   自分に合うホメオパシー商品がわからない・・ ホメオパシーを使っている人の中でも、使い方のコツがよく分からずに自信なく使っている方が多くいます。 ホメオパシーって、こんな仕組みなんだ! と知っておくと、いろいろと応用ができます。   そして、自分でホメオパシーを使うことと ホメオパス(ホメオパシー療法家)に相談したらいいこと その選択ができるようになります。 ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー 私は、25年間医療現場で働き、今は自然治癒力を使うホメオパシー療法家(ホメオパス)になりました。 これまでの私の実体験で得たものをお伝えするセミナーを開きます。 セミナーの詳細とお申込はこちらをご覧ください。  

母の体の中で起っていることが知りたくて、CT検査画像を主治医からもらってきました

転移癌の進行のスピードは、凄まじいようです。 82歳の母は2016年11月に末期の乳癌が見つかりました。進行が一番早いタイプの乳癌です。 肺、肝臓、リンパに転移していたので余命は半年と宣告されましたが、癌治療を受けない選択をし、サービス付き住宅で暮らし、緩和ケアをしています。 緩和ケアの主軸は、自然療法のホメオパシーを使っています。 私がほどこすホメオパシーで転移の癌をなおすことはできませんが、余生を豊かにすることに貢献できています。 ホメオパシーを選択してよかった!と今日も感じました。   乳癌の転移 2018年1月のCT検査で骨転移が見つかり、肋骨が溶けていることが分かりました。 ホメオパス(ホメオパシー療法家)として、母の体の中で起っていることが知りたくてCT検査画像データを主治医からもらってきました。 パートナーは医療従事者でCT画像を見ることがでるので、協力してもらって自宅のパソコン上で検査結果を見ました。 すると、、、、 想定はしていましたが、、、 肋骨転移の他にも、、、 体の中でいろんなことがおこっていると、見て分かりました。   頭蓋骨にも多数転移し、骨が溶けている箇所がいくつもあり 肝臓に転移した癌は肝臓の3分の2くらいに広がり 転移した肺の癌も数が増え 腹水と胸水があることが分かりました   検査結果上ではかなり深刻なレベルです。 骨が過剰に破壊されると、骨折のような痛みがあるはずだし、 それが頭蓋骨だったら、頭痛のような痛みがあってもおかしくないし、 沈黙の臓器と言われる肝臓も、3分の2も癌に占領されたら、働きが激減するだろうし、 どんなに具合が悪くなっても、不思議ではない状態です。   それでも、痛みはほとんどなく、普通のご飯を食べ、自分の力で歩くこともできます。 これは、きっと、ホメオパシーが生活の質を豊かにしてくれているからだと思います!   お母さん、最後まで美味しくご飯を食べようね 豊かな人生の1つは、食事が美味しく食べられることですね。 普通のご飯を食べている母ですが、入れ歯の調子が悪そうでした。 そこで、いつまでも美味しくご飯を食べてもらうために歯科医師に相談していきました。 歯科までは車椅子で行きましたが、歯科医院の中では歩行もできたし、診察台にも自分で乗れました。 認知症があるのに歯科の先生の言っていることが理解でき、診察もスムーズに終わりました。 入れ歯の部品を修理だけで、簡単に治りそうです。 やった! 毎日のご飯を、口からモグモグと自分で噛んで食べられることがとってもありがたいです。   母の余生を豊かに過ごす 今の母は、ホメオパシーで緩和ケアをし、 口からご飯を食べて、 病院や施設で沢山の人のお世話になって、 毎日を穏やかに過ごしています。 もう、なにも望むことはない思っています。   沢山の選択肢の中から自信をもって何を選ぶか?が大事です。 母の癌が見つかった時には、医師から抗癌剤治療を勧められました。 癌を治すことはできないが、余命を伸ばせる可能性があるからという理由でした。   私は、副作用のある抗癌剤を使わずに、余命を伸ばす方法を選びました。 それが、ホメオパシーです。 ホメオパシーには、副作用がありません。 その上、体と心と魂を同時に癒すことができます。   ホメオパシーを使っている人の中でも、使い方のコツがよく分からずに自信なく使っている方が多くいます。 ホメオパシーって、こんな仕組みなんだ! と知っておくと、いろいろと応用ができます。   そして、自分でホメオパシーをやってみることと ホメオパス(ホメオパシー療法家)に相談したらいいこと その選択ができるようになります。   ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー 私は、25年間医療現場で働き、今は自然治癒力を使うホメオパシー療法家(ホメオパス)になりました。 これまでの私の実体験で得たものをお伝えするセミナーを開きます。 セミナーの詳細とお申込はこちらをご覧ください。  

「お母さんの骨が溶けています。」

83歳の母は末期の乳癌で、肺、肝臓、リンパに多数の転移がありますが、認知症があるため意思表示が上手くできません。 12月からいろんなアクシデントが重なり、母の体調が少し悪くなっているようでした。 喘息のような呼吸音を出したり、今まで出したことのない痰がでました。 臨時で訪問看護師さんが来てくれて観察し、医師の往診も受けました。 医師からは、「緊急性は無さそうなので、お正月明けまで様子を見ましょう。」ということになりました。 この時の私の予感は、「転移している肺の癌が、呼吸に苦しくさせているのかな?」と思っていました。   お正月休み明けの1月4日。主治医の指示でCT検査を受けました。 検査後、すぐに電話がありました。 「お母さんの骨が溶けています。」   お母さんの骨が溶けています 骨が溶けている? 電話口の私は、とっさに、意味が理解できませんでした。 検査結果の伝達が、主治医→訪問看護師→介護士→ケアマネジャーさんとなっていたので、「どこかで間違えたんじゃない?」ともおもってしまいました。(失礼な話ですね。) その次の言葉を聞いて、分かりました。 「乳癌が肋骨に転移し、肋骨が溶けている。 先生は、痛みがもっとあってもいいはずなのに、、、」とおっしゃっています。と。   打撲痛をホメオパシーでケアしていました 年末の出来事からお話します。 母が深夜に転び腰を強く打ったので、腰のレントゲン写真を撮りました。 幸いなことに骨折はしていませんでした。 立ち上がろうとすると激痛があるようで、「痛い、痛い。」と言います。 主治医はホメオパシーを理解してくれているので痛み止めや鎮痛剤の処方は出さず、今回も私がホメオパシーでケアをしました。 打撲や痛みに合うレメディーを母に毎日飲ませ、5日経ち、痛みがかなり減りました。 減ると以前のように動きたくなり、母は自力で動き始めました。 そしたら、また、ドスンと大きな音を立てて転びました。 2回目の転倒の後も、ホメオパシーで痛みのケアを続けました。 この10日間、打撲の痛みに合うレメディーをとり続けていました。   打撲痛のために選んでいたレメディーが、癌の痛みを緩和したようです。   癌の痛みに、モルヒネ(麻薬)を使ってもいいくらいのレベルと診断されました CT撮影日から2日後に、主治医の診察を受けました。 主治医からの説明では 乳癌の腫瘍マーカー値は、上昇を続けている 血液検査値で、栄養状態が落ち始めている 食べていないわけじゃないので、癌に栄養をとられている 癌が骨にも転移している 夕べは初めて痛みで眠れなかったと報告がありました   CT画像を見ると、肋骨の3~4本が溶けて切れていました。 私は5年前に激しい咳が続き肋骨にヒビが入ったことがあるので、痛さの度合いが少し想像できます。 ちょっと体を動かすだけでも、激痛が走り、それはそれは痛い日々でした。 母は何本もの骨が溶けて消えている。とっても痛いにちがいない。と思いました。   ※現代医学には「WHO方式がん疼痛治療法」があり、痛みが最も強い時(3番目のレベル)には麻薬を使って痛みを抑えます。   しかし、主治医は不思議がります。 母に痛みを聞いても、首を横に振り痛いとは言わないし、生活スタイルも、今までとほぼ変わりがない。   そこで、私は主治医に話しました。 私:「打撲痛に使っているホメオパシーレメディーが癌の痛みを緩和させている可能性があります。 実は、3年前の父も似たような状態でした。 末期の肺癌が骨に多数転移していました。 しかし、レメディーだけで痛みが緩和することができ、1番目レベルの鎮痛剤さえも1回も使いませんでした。 父に使っていたものを、今、母もとっています。」   私:「このまま、母の癌の痛みをホメオパシーでケアしたいと思っています。先生、どうでしょう?」 主治医:「ぜひ、使ってあげてください。」   癌の痛みは壮絶です 癌の痛みは、壮絶です。 癌治療をしない人達の中には痛みが出ない人もいると本で読んだことがありますが、医療者としての私は痛まない人を見たことがありません。(肺癌だった父以外に) モルヒネ(麻薬)を使わないと、生きていられないほどに痛むのです。 しかし、モルヒネの副作用もあります。 依存性があるので少量では痛みが抑えられなくなり、投与量が増えていきます。 投与量が増える分、ボーとして過ごすようになり意識や感覚が無くなっていきます。 会話ができなくなっていくのです。。。 せっかく命を繋いでも、患者さんとコミュニケーションがとれなくなっていってしまいます。   患者さんや家族が、何を優先したいかを選択しながら医療を使っていく段階だと思います。 ホメオパシーは、生活の質を豊かにすることができます。   第一選択に、ホメオパシーを使ってみる 3年前に末期肺癌の父の看病をした時に、私が心に決めたことがあります。 「先ずはホメオパシーで痛みを緩和してみる。それでも、痛みが出た時には鎮痛剤を使う。」 幸いにも、父はホメオパシーだけで癌の痛みのケアができました。   ホメオパシーって、こんな仕組みなんだ! と知っておくと、病気になった時の選択肢が増えます。   多くの人は、病気になってから選択肢を探そうとします。 病気の辛さと、選択できないもどかしさで、自分を見失いそうになっていきます。 じゃあ、どうしたらいいでしょうか? 病気になる前に、選択肢を広げておきませんか?   ホメオパシー”という選択に自信がつくセミナー 私は、25年間医療現場で働き、今は自然治癒力を使うホメオパシー療法家(ホメオパス)になりました。 これまでの私の実体験で得たものをお伝えするセミナーを開きます。     セミナーの詳細とお申込はこちらをご覧ください。

母親の介護を通して感じた魂の浄化について|杉田かおるさん(女優)

40歳以上の日本人の2割が、介護を体験したことがあるそうです。 これまでの私の介護へのイメージは「ちょっと大変そう」でした。 介護を体験すると、大変なことも沢山ありました。 でも、大変さの中にも幸せがある。と気づきました。 女優の杉田かおるさんも、似たような体験をされているようです。   病気のお母さんの介護をしている杉田かおるさん 「3年B組金八先生」1979年(昭和54年)をご存知ですか? 杉田かおるさんも出演していて、社会現象になった人気のテレビドラマです。 当時中学生だった私も、夢中になって見ていました。   7歳で子役デビューし、お母さんと2人で芸能界を走り続けたそうです。 お母さんは、「自分で表に出ることは諦めて、スポットライトが当たるのは一人でいいのよ」とサポートし続けていたそうです。   晩年のお母さんは肺気腫という苦しい病気を患っていて、4年前に意識不明になり救急車で運ばれました。 ※肺気腫は進行すると呼吸が上手にできなくなり、苦しく生活に支障が出ます。 退院してからも1人では生活ができない状態になったお母さん。 お母さんとご主人と3人暮らしで、お母さんの主な介護は杉田かおるさんがしているそうです。   「母に支えられていたから仕事が出来た。お母さんが苦しんでいて、大変だったら、それを支えるのが仕事」 と話をしていました。   「過去の整理」という豊かな時間を味わっているのだと思っています 杉田かおるさんのインタビュー記事をご紹介します。 介護が豊かな時間になる。 本当に、その通りだなあと私も思います。   母と子の関係 どの子もお母さんが大好きです。 大好きなまま、一生を過ごす人もいます。 でも、成長していく中でお母さんにいろんな思いが沸き上がってきて、葛藤する人もいます。   杉田かおるさんも、一旦はお母さんが嫌になった時期があったんだと思います。   私は、介護前までは母が大嫌いでした。 結婚式の前夜に、母と大喧嘩をしました。 母「自分一人で、大きくなったと思いなさんな!」 私「お母さんの世話になんか、なっていないもん。」 言い返しました。 翌日の結婚式は、母も私も、何もなかったかのようにつくろっていました。 あの時、若かったこともあり粋がっていた私ですが、母の言った言葉は気になっていました。   母を介護することは、母を通して自分を見ること 大喧嘩をした日から32年後、母はサービス付き高齢者住宅に入居しています。 母は、転移のある乳癌と認知症を患っていますが食事制限がなく何でも食べています。 ところが、私や孫が側にいる時は甘えモードになり、自分では食べようとしなくなります。 そこで、母にご飯を食べさせてあげることになります。 食欲はあるので、ご飯やおかずを口元に運んであげるとパクっと食べます。   美味しそうに食べている母を見ているだけで、幸せな気持ちになります。 さらに、気持ちを「無」にして食べさせていると、瞑想しているような感覚になることがあります。   私が小さい時には母がこんなにしてくれていた。 ご飯を食べさせてくれていた。 モグモグやごっくんができるまで、待っていてくれた。 どんなに時間がかかっても、寄り添ってくれていた。 優しい笑顔でいつも守ってくれていた。   遠い、遠い、昔の記憶。 覚えてはいないんだけど、幸せに包まれていた時間があった。 そんなことを思い出しました。 今は、私が私の時間を「母が食べる、生きるために使っている喜び」を感じます。   こうやって、太古の昔から人は命を繋いできたんだと思います。 赤ちゃんの時には、みんなにお世話をしてもらって成長していく。 大人になると、老いた家族や弱っている家族の世話をしていく。   そこには、「循環する愛」が存在しているなあ。って思います。 損得や欲はなくて、純粋な愛があります。   杉田かおるさんも、豊かな時間の中に「愛」を感じているのでしょうね。 ホメオパシーのコングレスで、杉田かおるさんのお話を聞くのを楽しみにしています!   第18回ホメオパシーコングレス 来賓講演、杉田かおる 『母親の介護を通して感じた魂の浄化について』 2017年1月14日・午前中 詳細は、コングレスの専用ページをご覧ください。   ホメオパシーという選択に自信がつくセミナー 杉田かおるさんの介護の体験と同じように、私も母の介護を通してこれまで生きてきた人生への見方が変わりました。 見方と在り方が変わったことで、人生がより豊かになりました。 そして、母に穏やかな週末を過ごしてもらうために、ホメオパシーと医療の両方が得意なところを繋ぎ合わせることもしました。 ホメオパシーと医療が信頼しあって協力していくコツをご紹介するセミナーを開催します。   1月28日(日)仙台   詳細とお申込は、こちらをご覧ください。