癌の治療を乗り越え、幸せに生きる
叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記15 叔父のこうきさんは75歳。 高知の村で一人暮らしをしています。 2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。 姪の私が仙台からサポートをしています。 癌の治療を乗り越え、幸せに生きる 咽頭癌の手術を8月にしたおじのこうきさん。 今、とても幸せに生きています! 病気って、こんなにも人を変えるんことができるんだ。 と思いました。 ご飯が食べられなくなり、検査をしたら癌が見つかり、一時期は命も危なかったですが、18時間もかかる大手術を受けた後は、医師も驚くほどの回復をみせました。 1ヶ月で退院はできたものの、すぐに再入院。 高齢の男の一人暮らしでは十分な健康管理ができなかったからです。 病院と私とで何回も打ち合わせをして、転院を決め、転院先の病院で2ヶ月間療養しました。(これが結構大変だったんです。) 自宅に戻り2ヶ月が過ぎました。 咽頭癌になってから今まで、こうきさんに何が起こったのでしょうか? 失ったもの・咽頭の全部・声帯(声が出なくなる)・甲状腺の全部(ある種のホルモンが出なくなる)・体力・食欲 得たもの・命・生きているだけで十分だと思う気持ち 今、心から頼れる先は私だけかもしれません。 それでも、頼れる人がいるってことは、安心感が湧いてくるんじゃないかなと思っています。 仙台と高知で離れてはいますが、サポートし続けて本当に良かったと思っています。 手術前のこうきさんは、やさぐれているところがありました。 定職に就くことなく、煙草と酒が大好きで、酒飲みの友達の何人かはアルコール中毒症で若くして亡くなるほどの大酒飲みで、酒を飲んでは暴れることがあり、祖母が謝って周ることもありました。 暴れん坊だから白い目で見られることもありました。 競艇にもお金を使うから、生活費はギリギリ。 でも、神主として村の神社をお守りする方向に転じてからは 故郷の村に自分の居場所があります。 生きていたい! と思える場所があるんです。 安心できる空間を持っているんです。 これって、すごく大切なことだと思います。 癌治療を乗り越えたからこそ、村の人達から心配してもらったり、声をかけてもらい、たくさんの人に見守られて暮らしています。 こうきさんの記事を書くのが久しぶりになりました。 今後は、手術をしてから半年間の様子をお話していきます。 ぜひ、お付き合いください。 ※こうきさんと私。故郷の浜辺にて(2020年1月20日)