November 2021

新型コロナウイルス騒動で、初めて動揺した私

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記17 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 新型コロナウイルス騒動で、初めて動揺した私 まさかのびっくり。 「村で新型コロナウイルスの感染者が出ました」 こうきさん担当の訪問看護師さんから電話がありました。 えっ? 人口が3,000人に満たない、過疎化して高齢化がすすんでいる村です。 私の住んでいる仙台市にも感染者はいますが動揺はしませんでした。 ホメオパシーの考え方では、ウイルスは悪くないと知っているからです。 日頃から免疫を上げていれば、空気中にウイルスが飛んでいるとしてもウイルスに感染して発症することはかなり軽減できるからです。 しかし、癌の手術をして1年に満たないこうきさんでは状況が違います。 こうきさんの家には、週2回、看護師さんが訪問してくれていて入浴介助を受けています。 昨日は入浴は中止し、健康チェックなどの観察を行い訪問時間を短縮したそうです。 村の中で感染者が出たので訪問活動をしている看護師さん達が、ウイルスを運ぶ可能性がないとは言えないのが理由だそうです。 今後の対応をどうするかは、慎重に打ち合わせをして決めていくということでした。 お風呂に入れないのは、かわいそう。 だって、こうきさんの楽しみの一つだからです。 一番心配していることは、ウイルスに晒された時のリスクが大きいことです。 咽頭癌を全部切除する手術を受けたので、気管切開しています。 つまり、喉に穴があいています。 塞がっていません。 人は鼻や喉でウイルスをキャッチして、それ以上の体の奥、つまり肺にウイルスが入っていかないような構造になっています。 こうきさんの体は、外気が肺に直結しています。ウイルスを一旦キャッチする「フィルターのようなもの」がないのです。 入浴を介助してもらっているのは穴があきっぱななしなので、入浴中に誤って水が入ってしまったら、肺炎になるからです。 こうきさんは、肺炎のリスクを心配しないといけない人です。 今後も主治医や看護師さん達とも連携をとりながらこうきさんが安心してすごせるサポートを探っていきます。 早速、ある方に相談し、素晴らしいサポートをお願いしました。 こうきさん用の「コロナ対策の予防レメディ」も準備完了! みんなで助け合って行けば、新型コロナウイルスも怖くないですよ。 こうきさんは大丈夫!

癌治療の方針をめぐる葛藤

叔父の咽頭癌と向き合うホメオパスのサポート手記16 叔父のこうきさんは75歳。   高知の村で一人暮らしをしています。   2019年6月に咽頭癌と診断され、8月に手術を受けました。   姪の私が仙台からサポートをしています。 癌治療の方針をめぐる葛藤 叔父のこうきさんのこうきさんは、手術は成功し、今は「命があるだけで幸せ」と思って暮らしています。 いい着地点になったと、心の底から思っています。 実は、咽頭癌と聞いた時にはこのような結果は想像していませんでした。 最初に頭に過ったことを正直にお話すると「手術は受けない方がいい。」でした。 こうきさんから聞いた病気の様子と一般的なことを組み合わせて考えて、そのように思いました。 こうきさんの話では、 「抗癌剤治療は副作用が大変だから・・・」 と、主治医は言葉を濁したそうです。 こうきさんが 「そんなんやったら、受けん」 と言うと、主治医はすんなりと受け入れたそうです。 現代医学が得意としている「抗癌剤治療」を積極的に勧められなかったということは、癌の状態はかなり深刻なのだろうと推測しました。 深刻な末期なら、手術を無理やりして体を切り刻まなくてもいいんじゃないかなあ・・・ 75歳こうきさんの手術を受ける短所は、・体への負担と影響が大きい・手術後の回復に時間がかかる・癌の全てを切除できるとは限らない・臓器を失うことによって、生活の質が大きく下がる・手術中に亡くなるリスクがある・医療費の支払いができるかわからない なにより私の心には、「病院の3大治療は癌を治すことはできない」という考えがあったことも確かです。 極端な考えになりますが、「病院治療は役にたたない場合が多い。自然療法は体に負担にならない」 と、考えていたんです。 こうきさんにはある健康食品を勧めました。 健康食品を試したいことを医師にも伝えて、ある一定期間(例えば、1ヶ月)摂った後は効果を確認し、効果がない場合には医師の勧める治療をうける ということを説明しました。 こうきさんが健康食品をとって、数週間に検査を受けると癌は少し小さくなっていました。 しかし小さくなったのは少しで、かなり大きかった咽頭癌に対して極一部分を小さくしただけでした。 こうきさんは手術を受けることにしました。 ここでの私の気持ちは、「こうきさんが決めた選択だから、それを受容し、応援したい。」が99%。 残りの1%は、「手術をしなかったら、どのような経過になるのだろう?」 主治医と話をする機会ができた時に、手術を受けなかったらどうなるか?を質問しました。 主治医の説明を聞いてみたら、やっと私自身が納得ができました。 自分の胸の内に閉まっておかず、相談してよかったです。 治療を受ける人もサポートする周りの人も、自分の中の迷いをスッキリして欲しいと思います。 日本人の私達は、医師に遠慮して質問できない人が多いですよね。 質問できると、不信感が無くなり病気を治すことに専念ができるようになります。 それが、後々に大きな効果に繋がっていくなあと、実感しています。