構想を温め続けて6年、放射能の対策が家庭でできるようになる講座をつくりました
「東日本大震災」 この言葉の持つ意味は、とてつもなく大きい。 「東日本大震災」と言ったり聞いたりすると、今でも、胸の奥に何かを感じます。 巨大隕石が地球にぶつかったのかと思ったほどの、激しい揺れ。 繰り返す余震。 大津波。 福島原発の事故。 放射能の問題。 失ったものは計り知れない。。。 それでも、得たものがあります。 放射能の被害を避けるために、避難する?暮らし続ける? 震災直後は、誰もが迷い、苦渋の決断をしました。 何人かのお友達は、県外や海外に避難しました。 逃げられる人は、逃げてもいいと私は思いました。 それでも、仲良しの友達は泣いていました。 「○○ちゃんが北海道に避難しちゃった。私、とりのこされちゃった。 私だって避難したいのに、私は行けない。 これから、どうしていけばいいか分からない。(涙)」 避難した人も、残った人も、苦しさの中で耐えながら、子ども達を守ることを第一に考えていました。 そんな中、大阪に住んでいる叔母から電話がありました。 「子ども達を連れて、こっちにいらっしゃい。いつまでもいていいから。」 叔母のこの言葉は鮮明に覚えているのですが、どう返事したのかは思い出せません。 子ども達が寝静まってから、主人に相談しました。 私「大阪においでって、おばちゃんが言ってくれた。」 主人「行ってもいいよ。子ども達を連れて。」 私「・・・」 私「パパはどうするの?」 主人「俺は、こっちで仕事があるから残る。」 (主人は、震災後の救助に関係する仕事をしていました) 正直なところ、悩みました。 そして、自分で決めました。 私「仙台に残る!」 主人「いいのか? 行っていいんだぞ。」 私「子ども達は、パパが大好きだから、家族がバラバラにならない暮らしを選ぶ。」 主人「そうか。分かった。」 私「放射能に負けない体をつくっていくから、大丈夫。^^」 (当時の娘達は、保育園児と小学校低学年でした) 放射能に負けない体づくりは、何をすればいいの? 放射能に負けない体づくりをすると決めましたが、保健師として具体的に何をすればいいのか知りませんでした。 当時は保健師をしており、所属の会社では福島県内にいる医療職の統括をしていました。 保健師達は、家庭訪問で家を回り、放射能にまつわる様々な相談を受けていました。 保健師の悩みは、住民の相談事にアドバイスができないことでした。 放射能に対応ができる情報を学校で習ったことがないからです。 そこで、私は福島県内の医療職の要望を1つ1つ聞き、まとめて会社に要望として提出しました。 ・放射能対策の具体的な方法を教えてほしい ・子ども達や家族を放射能から守る方法で、家庭でできることを知りたい ・地域住民に配布するリーフレットを作成してほしい など 会社からの回答は、 「国が方針を出していないのに、会社として方針はだせない。」 と現場の要望は、一切、受け入れられませんでした。 それを伝えた時の、 みんなのガッカリした顔、 悔しそうな顔、 納得できない顔、、、 今でも覚えています。 会社の組織に属していて、医療職の立場ではなすすべがありませんでした。 ホメオパシーで放射能から身を守ることができる 放射能から身を守るために、ホメオパシーを使うことができます。 導入編は、恩師の由井寅子ホメオパシー博士から教わりました。 しかし、仕事仲間の医療関係者には、ホメオパシー情報を伝えませんでした。 震災当時はホメオパシー養成校の2年生でしたが、ホメオパシーを学んでいることを会社には秘密にしていたからです。会社は、現代医療を仕事にしていました。 家族や周りの友人にはホメオパシーを届け、ホメオパシーで放射能から身を守る方法を伝えました。 自然派のママさん達には、それまでホメオパシーを使ったことがない人が沢山いました。 使ったことがなくても、みなさんホメオパシーを信頼してくれ、使ってくれました。 一方、ホメオパシーを伝えたことで、縁が切れてしまった人もいます。 大切な仕事仲間の中に、どうしてもホメオパシー情報を伝えたい人が1人いました。 福島県楢葉町(福島原発から15Km)に住んでいた部下で、幼稚園児2人と家族4人暮らし。 避難命令が出るとすぐに県外へ避難し、避難後は電話で悩みを聞いていました。 「会社はあてにならないし、国もあてにならない、 自分達の体を自分達で守っていくために、これはもう、ホメオパシーしかない!」 と、いきり立つ私になっていましたので、彼女にホメオパシーを紹介しました。 結果は、、、、 残念ながら、その後、彼女から電話がかかってこなくなりました。 当時の私は、ホメオパシー療法のことを分かりやすく説明することができませんでした。 うまく説明していないのに、 「これいいから!使ってみて。」 と言われても、使えないですよね。。。 今なら、その状況が理解できます。 そして、楢葉町の彼女がいたおかげで、ホメオパシーを知らない人達にも届けられる方法を考えるようになりました。 放射能の講座をつくりました 構想を温め続けて6年、放射能の対策が家庭でできるようになる講座をつくりました。 この講座が完成できたのは、やまきみゆきホメオパス(ホメオパシー療法家)のお陰です。 やまきホメオパスは、福島市で活躍している看護師・保健師の臨床経験を豊富に持つホメオパスです。 2人が持つホメオパシーと医療の知識と経験。 これらを総集し、半年にわたる作業を続けて完成しました。 募集開始は、10月1日です。 […]